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Funguard Tips では、Funguard のさまざまな機能を御紹介していきます。
今回は、全画面表示についてです。

前回の記事 [Funguard Tips] タッチパネル向けスキン で書いたとおり、Funguard の「touch」スキンでは、UI 部品を大きくし、タッチパネルでの操作性を向上させています。しかし、UI 部品を大きくした分、ブラウザの表示領域が小さくなってしまい、Web ブラウジングの操作性が低下してしまいます。

「touch」スキンでのブラウジングは「全画面表示」で操作することを想定しています。また、「全画面表示」では、Windows 8 のストアアプリ風の操作が可能となります。
 fullscreen

全画面表示 / 通常表示 の切り替えは、標準ツールバーの「全画面表示ボタン」で行えます。
SetFullScreen


アプリケーションバー
全画面状態のときは、ブラウジングで頻繁に利用する機能「タブ」、「アドレスバー」、「検索バー」、「標準ツールバー」をまとめた「アプリケーションバー」が利用できます。
appbar

「アプリケーションバー」は、新しい URL を開いたときなどに自動で表示され、スクロールさせたときなどブラウザを操作しようとしたときに、自動で非表示になります。

新しい URL を開きたいとき、検索したいときなど、必要な場面では、画面下端からのエッジスワイプを利用して「アプリケーションバー」を表示させます。

次回の Funguard Tips では、「エッジスワイプ」について御紹介する予定です。

 

Funguard Tips では、Funguard のさまざまな機能を御紹介していきます。
今回は、タッチパネルに特化した「touch」スキンについてです。

Windows 8 では、数多くのマシンにタッチパネルが搭載されています。タブレット端末でも従来のデスクトップアプリが動作するため便利な反面、ほとんどのデスクトップアプリはタッチ操作を考慮できておらず、デスクトップと同様の操作性とはいかず不満を感じる場面があります。

Fungaurd の「touch」スキンでは、ボタン、メニューなどの UI 部品がタッチを考慮したサイズで配置されるため、小さすぎる部品にイライラする必要はありません。
 touch_skin


「touch」スキンとは対照的に、デスクトップ向け「default」スキンでは、一つ一つの UI 部品サイズを小さくすることで、ブラウザ部分やその他の領域が大きくなるように設計されています。マウス操作の場合は、UI 部品のサイズがある程度小さくても、操作性が極端に下がることはありません。
default_skin


「touch」スキンでは、UI 部品を大きくした分、ブラウザの表示領域が小さくなってしまい、Web ブラウジングの操作性が低下してしまいます。そのため、「touch」スキンでのブラウジングは「全画面表示」で操作することを想定しています。次回の Funguard Tips では「全画面表示」について御紹介する予定です。


※2014/7/15追記
Internet Explorer のセキュリティ更新プログラムが公開され、この問題は解決しています。

[解決済み]IE コンポーネントが極端に重くなる問題の追加情報







2014/04/15 現在、Internet Explorer 11 環境で、IE コンポーネントの動作が極端に重くなってしまう問題が発生しています。

以下のページで詳細が報告されています。
[IE11,WebBrowser Control] if DOMStorage enable, WebBrowser Control freeze

Funguard 開発中、同様の問題が発生しましたが、現時点では暫定的な対策を行って問題を回避しています。

この問題について、上記ページの報告内容、独自調査内容をもとに、日本マイクロソフト株式会社様への問い合わせを行い、Funguard における暫定対策が、問題がないことをご確認いただいておりますので、安心してご利用いただけます。

また、日本マイクロソフト株式会社様としても本件については認識されており、不具合として対応策を検討している、とのご回答をいただいております。

詳細な報告をされた皆様、御対応いただいた日本マイクロソフト株式会社様に心より感謝申し上げます。


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